そもそも、NEX-6を入手(格安で)したのは、オールドレンズや社外製レンズを付けてみたかったからです。
手持ちに「G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2」があり、いい状態だったので、フィルム時代のレンズをデジタルカメラに取り付けたら、どんな写真が撮れるか興味がありました。
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G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2 |
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カビのない良い状態です |
NEX用のマウントアダプターは、各社カメラメーカー対応のがあります。これらのアダプターを揃えればレンズ資産を有効活用できて良いですね。
各種あると言う事は、ソニー製のレンズが少ないからからなのでしょうか。
逆にいうと、各社のレンズを楽しめる貴重なカメラと言うこ事に成りますね。
マウントアダプターは、各社から数多く発売されています。今回は、マニュアル設定となるので
安価な電子接点なしの、KernelのオリンパスOMマウントアダプターを買ってみました。
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NEX-6に付けるとこんな感じ |
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フードを付けると立派に見えますね。
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で、どんな写真が撮れるのでしょうか?
ISO100 F1.2 SS1/2500
F1.2開放は、不思議な写真となります。アートですね。
ISO100 F2 SS1/1250
ISO100 F2.8 SS1/800
ISO100 F4 SS1/400
ISO100 F5.6 SS1/200
ISO100 F不明 SS1/160
いい質感が出ています。
ISO100 F11? SS10
ISO100 F不明 SS1/320 -0.7
ISO100 F不明 SS1/320 +2.0
ISO3200 F不明 SS1.6
フレア、ゴーストが出ます。
当時は、マルチコートがなかったのでしょうか
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F1.2の開放ボケは独特な世界ですね、アートになってしまいます。
絞ればそれなりに成りますが、被写界深度は浅いからピント合わせがシビアです。
マニュアル設定になるので、Exifに絞り値情報が残りません。メモして置く必要があります。
上の写真も絞り値情報が不明なのが多いです。
NEX-6はAPS-Cなので焦点距離が1.5倍となり82.5mm相当となります。
用途が限定されますが、古いレンズでも現在のデジタルカメラに十分使えると思います。
ただ、気になる事が、相当古いのにカビが発生してないのが不思議です。同時期のレンズはカビだらけですからね。レンズにトリウムが配合されているからなのでしょうか(笑い)